この記事では、私が大好きなホテルでもあるベイコート倶楽部の会員権やその宿泊方法について綴ります。
ベイコート倶楽部の施設について
ベイコート倶楽部と呼ばれる施設は、現時点で3施設。
2020年には横浜にもオープンしたので4施設になります。
それぞれ場所やコンセプトが異なり、でもどの施設もこの上なくラグジュアリーなホテルです。
会員制ホテルの特徴
ベイコート倶楽部の最大の特徴は会員制ホテルということです。
つまり、誰でも宿泊できるということではありません。
一部の施設を除き、宿泊だけでなくホテル内のプールやレストランも会員のみというケースが多いです。
それだけ特別感のある、ステータスのある場所ということになります。
会員権ってなに???
利用するには会員権が必要になります。
「会員権を購入する」というのは、別荘を買うイメージに少し似ています。
ホテルの部屋を区分所有するイメージで、
「どのホテル」「どのランクの部屋」「何泊分」所有する権利を購入するか、というのが会員権です。
よって、何人か共有で同じ部屋(又はフロア)を所有することになるのが別荘との大きな違いです。
会員制ホテルを別荘と比較してみると、次のようなことが挙げられます。
✔ 他施設との交換制度により、様々なホテルを楽しめる
✔ 利用したい日に絶対利用できるとは限らない
✔ 掃除や修繕の手間がない
✔ ただし、毎年一定の管理費が発生する
タイムシェアリングシステム
会員権を購入すると、タイムシェアカレンダーというものが配られます。
これは「占有日」を決めるもので、持分に応じて保証される使用権が明確化されるものです。
もう少しわかりやすい言葉にすると、
「この日はあなたに使用する権利があります」というカレンダーが1年に一度決められるイメージです。
「決められた日にしか使えないなんて、そんなの困るわ~」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
使用できない日は、その占有日を預けておき別の日への交換システムがあります。
ただし、あくまで占有日が優先なので交換したい日に占有日の持ち主が使用する場合は占有日の方が優先されます。
他に空いている部屋があれば調整はしてもらえますが、例えばお盆や年末年始など混みあう期間については占有日の方が利用される可能性が高いため、交換が成立しない確率も高くなります。
利用可能な施設は他にもたくさん
ベイコート倶楽部は前述の通り現在4施設ですが、ベイコート倶楽部の会員権を持っていればエクシブシリーズ、サンリゾートシリーズなども利用することができます。
特にエクシブは件数も多く、温泉施設やゴルフ施設も充実していたり旅行先の幅が広がるのではないでしょうか。
ただし、なんといってもベイコート倶楽部はリゾートトラストグループ施設の中で最上級シリーズです。
ベイコート倶楽部のラグジュアリーさを求めてしまうと正直劣るところはあります。
ですが、エクシブも十分 “高級ホテル” に値するホテルです。
中でもオススメは、エクシブの中の離宮・別邸シリーズ。
最近新設のホテルは「離宮」「別邸」がつくことが多いですが、エクシブの中でもランクがやや高めのシリーズなのでベイコート倶楽部会員でも満足感が得られるかと思います。
気になる価格は・・・??
それでは、会員権はいったいどれくらいのお値段で購入できるのでしょうか。
現時点で東京ベイコートは完売しているようですが、他の施設はまだ購入できるようです。
例えば、芦屋ベイコート倶楽部の場合・・・
一番狭いベイスイートの12泊タイプで、約800万円(外税)
これを基準にして、
一番広いロイヤルスイートにすると、約1,900万円(外税)
さらに12泊タイプから24泊タイプにすると、約3,585万円(外税)
※別途、管理費(年会費)が12万円~30万円程度掛かります。
ちなみに、ラグーナベイコートはだいたい同じくらい。
新しくできた横浜ベイコート倶楽部は少し高い価格設定でした。
これを安いと思うか、高いと思うかはあなた次第です。笑
旅行と思うと高いけれど、別荘を買うと思えば高くもない??かもしれません。
宿泊時に掛かる料金は?
会員権を買ったら終わりではなく、宿泊の際には料金が掛かります。
よく会員なら無料で宿泊できるんじゃないの?と言われますが、そうではありません。笑
ただ、施設のクオリティに対して非常に安く泊まれることは間違いないです。
まず、ルームチャージ。
これは部屋にもよりますが、だいたい1泊2万円~4万円ほど掛かります。
ルームチャージなので1部屋あたりです。
もし2人で宿泊した場合は1人あたり1~2万円、4人で宿泊した場合は5千円~1万円程度であの豪華ホテルに宿泊できます。
次に交換手数料
これは、自分が所有している施設とは違う施設に宿泊する場合に数千円掛かります。
意外とかかる…食事代
最近は食事付きの宿泊プランも出ていますが、普通に予約した場合は基本的に食事なしの素泊まりです。
ベイコート倶楽部は、レストランが結構高いのでホテルで食事をするとそれなりのお値段に・・・
もちろんホテルの外で食事を済ませることもできますが、ベイコート倶楽部のレストランは非常にレベルが高くて美味しいのでホテルの食事はかなりオススメです。
ベイコート倶楽部会員権がなくても宿泊する方法
ここまでご紹介したように、ベイコート倶楽部に宿泊する方法の一つはまず会員権を購入することです。
ただ「ベイコート倶楽部の会員権なんてとてもじゃないけど買えない!」と思った方多いでしょう。
でも諦めるのはまだ早いです。
ここからは、ベイコート倶楽部の会員権を買わなくても宿泊する方法をご紹介します。
①ベイコート倶楽部オーナーに連れて行ってもらう
これは当たり前ですが、ご家族やお友達にオーナーがいれば一緒に行くことができます。
②ベイコート倶楽部オーナーに予約してもらう
会員権を持っているオーナーと同伴でなくても、オーナーが予約した上で別の家族や友人が行く、ということは可能です。
ただし、この場合はオーナーの占有日を使うのでオーナー承諾の上という前提と、オーナーでない人が行く場合はビジター扱いとなり施設利用料が少し高くなります。
③エクシブ会員権を買う
実は、ベイコート倶楽部の会員権でなくエクシブの会員権でもベイコート倶楽部に宿泊することができます。
エクシブの会員権はベイコート倶楽部に比べると、現在売り出し中のホテルで500万円台~と少しリーズナブル。
年間の管理費もベイコート倶楽部よりも少なく抑えられます。
(詳しく調べていないので保証はできませんが、中古市場では数百万~数十万で販売されている会員権もありました・・・)
エクシブ会員権を買って、ベイコート倶楽部に宿泊するというのもありではないでしょうか。
②と同様にエクシブ会員権のオーナーに予約してもらう、ということも可能です。
ただし、エクシブ会員の場合はビジター扱いになります。
④福利厚生を利用する
最近大企業を中心に、所有していた保養所を引き払ってリゾートホテルの会員権を購入するという流れがあるようです。
ベイコート倶楽部、エクシブ、東急ハーヴェストクラブなどを導入している企業を時々耳にします。
もしかすると、お勤めの企業に福利厚生として導入されていることがあるかもしれませんので、あまり利用したことがない方は一度調べてみてはいかがでしょうか。
結局はオーナーが一番!!!
ベイコート倶楽部に宿泊する方法を色々とご紹介してきましたが、お金に余裕のある方はやはり会員権のオーナーになるのが一番だと思います。
① 宿泊費の違い
オーナー以外が宿泊する場合はビジター料金となるため1泊あたり1~2万円ほど高くなります。
②オーナーだけのサービス
例えば、スパはビジターだと施設によって1,000円~5,000円程度掛かりますがオーナーは無料。
他にもオーナーのみが入れるオーナーズラウンジやオーナーズバー、オーナーだけの特別感やサービスがあります。
③レストラン利用
ビジターの場合、ベイコート倶楽部のレストランは一部を除いて宿泊時のみに利用できます。オーナーはレストランで食事だけ、という使い方も可能です。
どこまでもリッチでラグジュアリーな世界の会員制ホテル。
その特別感や素晴らしい世界観は、別世界と思いながらも一度は味わってみたいもの。
そんな素晴らしい世界を夢に抱いていたら、なんだか私は日々頑張れそうです。笑
ホテル好きさんであればこのキラキラとしたホテルステイを目標に日々頑張って、いつか会員権を手にして頂きたいです。
新ポイントサービス「RTTG POINT CLUB」
最後にオーナーにもビジター利用にもお得な情報です。
以前の「POINT CLUB」「Club TRUSTY」からアプリをダウンロードして利用する「RTTG POINT CLUB」に移行されました。
宿泊・レストラン・スパ利用などによってポイントが貯まるサービスで、以前は1会員あたりでポイントを貯めていたのが個人ごとに貯めることができるポイントシステムに変わりました。
しかも、以前はある程度ポイントを貯めてからでないと割引券に引き換えることができませんでしたが、1ポイント1円で使用できるので貯まったポイントが無駄になりにくいです。
個人ごとに貯めたポイントは家族でまとめることも可能ですが、私は自分の貯めたポイントは自分で使いたいし(←ケチ笑)、他の人が利用したポイントはそれぞれが使えばよいと思っているのでこのシステムはありがたい!!!
アプリから予約をとるとポイントプレゼントされるキャンペーンなどもあるようなので、ベイコート倶楽部やエクシブのオーナーはもちろん、「時々利用させてもらっています」というビジターの方も利用しやすいシステムになったので、是非ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
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