2019年5月に宿泊したラグーナベイコート倶楽部の宿泊記。
日本料理レストラン 時宜(ZIGI)での夕食編です。
ハイレベルなレストラン・・・何処を選ぶ??
色々なホテルを巡りましたが、ベイコート倶楽部だけでなくエクシブも含め、リゾートトラストグループのホテルはお料理のレベルが非常に高いと思います。
そのためいつもどのレストランに行こうか迷いますが、夕食は和食を選ぶことが多いです。
理由は、
1. 新鮮かつ高級素材が楽しめる、お味も間違いなし!
2. ランチ営業がないため、朝食or夕食のみ
3. 目でも楽しめる器や盛りつけ
今回も迷った挙句、結局いつものとおり日本料理(和食)を選びました。
日本料理時宜の魅力
17時半 日本料理 時宜(ZIGI)で夕食
ホテルの1Fに位置する時宜は、ロビーのある2Fから1つ下へ下ります。
もちろんエレベーターもあるのですが、ひと際目を引くのがこの大理石の階段。
上から見るとこんな感じ。
地球がモチーフなのかな?空間演出が素敵です。
まるで地球の上に立っているようなお写真が撮れました。
階段を降りると、日本料理レストラン時宜に到着。
お隣は中華料理「眺遊楼」
京都八瀬離宮で頂いた中華料理が美味しかったので、次はこちらにも行ってみたいな~
結局全部行ってみたい・・・(笑)
スタイリッシュ、そして蒼く荘厳な空間
レストランに到着するとダークブルーの光がお出迎え。
長く続く廊下を進みます。
静寂な海辺の世界観をステンレス、ガラス、ダークミラーといった硬質で無機質な人工素材で表現しているんだとか。
こちらのお部屋に案内して頂きました。
半個室でプライベート感もありつつ、大きな窓があって解放感があります。
メニュー・コース内容
時宜のメニューは以下のとおりです。(税・サ別)
杜若(かきつばた) 9,000円
椿(つばき) 13,000円
桜花(さくら) 17,000円
和宝(わほう) 20,000円
9,000円~と他のレストランに比べると少し高額に感じるかもしれませんが、食べたら納得のお値段だと思います。
季節によってメニューが変わるので、事前にHPでメニューを確認して予約しておくことをオススメします。
今回は、椿のコースを頂きました。
北海道産毛ガニの羽二重蒸し トリュフの香りを添えて
初めに出てきたのは、涼し気なブルーの器。
とても素敵なのですが、お料理のお写真が撮りづらく伝わらないのが残念・・・
大きめにカットされたトリュフが香る、贅沢な一品。
トリュフに負けないくらい蟹味噌と生姜の風味も強くてとても美味しかったです。
素敵な器に盛りつけられた3種の前菜
煮鮑とうるいの黄味辛子酢和え・大葉ともち米のライスコロッケ・春野菜の煮浸し煎り松の実餡
これまた写真がわかりづらく申し訳ありません・・・
大好きな鮑は酸味のあるジュレと一緒にさっぱりと。
大葉のライスコロッケは初めてでしたが、もちっとした食感に大葉のアクセントが効いて美味しい!!!
キャビアも乗っていました。
高さのある器の中にはこちら。
新鮮な春野菜と松の実餡。
家ではなかなか作れないけど、くるみ餡とか松の実餡とか大好きです。
鼈(すっぽん)白玉餅と原木しいたけ
お椀料理って、蓋を開けた瞬間の良い香りも楽しみのひとつ。
中には高級食材、そしてコラーゲンたっぷりのすっぽん!!!
少し甘みのあるお出汁ともちもち食感がとても美味しかったです。
御造り(車エビ・真鯛・本鮪・たいらぎ貝)
月のような器に美しく並べられた御造り。
そうそう、ベイコート倶楽部で日本料理を選ぶ理由がもうひとつ。
いつもお刺身がとても美味しいな~と思います。
潮吹き昆布、造り醤油、ポン酢で様々な組み合わせで楽しめました。
伊勢海老雲丹焼き
器は枝垂れ桜をイメージしたものだそうです。
プリプリの伊勢海老に雲丹・・・こんな贅沢な組み合わせありますか?笑
そしてプロの焼き加減は絶妙ですね!!!
黒毛和牛と筍の炭火焼き
サーロインかな?霜降りのお肉で、噛むとじゅわっと脂が出てくるような贅沢なお肉。
私はもう少し脂の少ない方が好きですが、、2切れで満足感のある一品でした。
そして、付け合わせの筍も最高に美味しい!!!
高知の山椒を使ったソースは、山椒が苦手な私でも脂が多めのお肉にはこれくらいのアクセントがあってちょうどいいと思いました。
横に添えられているのは、神戸ワインに漬け込んだマスタードピクルス。
酸味と爽やかさがお肉によく合います。
干し貝柱と九条ねぎのお焦げ餡かけ
この満腹状態で最後に餡かけがきました(笑)
お焦げはサクサクなのに、噛むともちっと。
確認したところ、もち米のお焦げとのことでした。
実はご飯ものは、おかわりをお願いするとじゃこご飯が頂けます。
かなりボリューミーですが、余裕のある方は是非!!
味醂とお酒のパルフェ・甘夏みかんの大福
とても珍しいデザート。
味醂のムースに、山口県の獺祭酒粕を使用したアイスクリーム。
アルコールは飛んでいるそうですが、お酒の風味のする大人のデザートでした。
時宜での夕食まとめ
今回も期待を裏切らない素晴らしいお料理の内容でした。
エクシブも負けず劣らずお料理は美味しいけれど、斬新な器や盛りつけ、コース全体の世界観がベイコートの方がやや上かなという印象です。
また、他のベイコート倶楽部のレストランと比較しても、レストランに入った瞬間から「この先に何があるんだろう」というワクワク感が印象的でした。
ベイコート倶楽部メンバーと宿泊者のみが利用できるという、非常に利用機会が限られているこのレストラン。
ちょっとディナーだけ・・・と気軽にはいかない分、それがまた会員制ホテルの魅力。
もちろん他のレストランも素晴らしいと思いますので、是非宿泊の際には参考にしてみてください。
また別記事にて、メインレストランであるイタリアンレストランMAROCEのランチについてご紹介しています。
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