2023年3月 東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA の宿泊記です。
この記事では、ホテルの施設&客室編です♪
会員制リゾート 東急ハーヴェストクラブとは?
東急ハーヴェストクラブは、東急グループの会員制リゾートホテルです。
会員制ということで(厳密には登録制・仲介制という違いはあれど)基本的には会員になると宿泊できるホテルです。
もちろん個人で会員にならなくとも、お勤めの会社の福利厚生として導入されているところも多いかと思います。
会員制リゾートホテルというと、リゾートトラストのエクシブやベイコートとの違いも気になるところですが、ハーヴェストクラブは一休などの旅行代理店経由でもビジター扱いで宿泊することができます。(VIALAシリーズを除く)
ベイコート倶楽部などのリゾートトラストの会員システムについてはこちら▼
もちろんビジターは会員よりも宿泊費が高くなりますが、会員にならずとも宿泊できるというのはベイコート倶楽部に比べるとかなり敷居が低いのではないでしょうか。
また、全国にたくさんのホテルがあるので別荘とは違い色々な旅行先が楽しめるのも、会員制ホテルの魅力です。
VIALAの特徴
ハーヴェストクラブの中でも、少し料金体系や客室の造りが異なるVIALAシリーズ。
今回私たちが宿泊したのがまさにVIALA棟になりますので、ご紹介します。
① まず、VIALAシリーズはハーヴェストクラブの会員(法人含む)のみ予約を取ることができます。
先ほど東急ハーヴェストクラブはビジター宿泊ができると言いましたが、今のところVIALAシリーズは旅行代理店などで取り扱いが無さそうなので会員に限定されているようです。
軽井沢の施設を例にすると、旅行代理店を通して予約できるのは「ホテルハーヴェスト軽井沢」のみでVIALA棟の予約に関しては会員であることが必要になります。
とはいえ、どちらに宿泊しても温泉やレストランなどは共通施設となっているので、客室や料金体系に少し違いがあるという程度の認識で良いかと思います。
② VIALAシリーズはルームチャージ制
例えば、今回宿泊した和洋室デラックスタイプの客室であれば、1泊1部屋(5名まで)18,000yen程度で宿泊が可能です!
一方で、ホテルハーヴェスト軽井沢の方は、1名あたりの料金制(会員価格で1泊5,400yen程度)です。
人数によってはVIALAの方が安くなってしまいますね~!!!
ちなみに一休などの旅行代理店を通してホテルハーヴェスト軽井沢を予約すると、ルームチャージの場合が多く40,000yen程度~でした。
いかに会員価格が安いかということもわかります。
③バルコニー・バイブラバス付きの客室
VIALAシリーズは「ゆとりある空間で過ごす」というテーマのもと、ややハイグレードな位置づけであることから客室にも特徴があります。
今回の軽井沢の施設に関しては、広いバルコニーとバイブラバス(ジャグジー)がついていました。
後ほど詳しく客室のご紹介はさせて頂きます♪
子連れに優しい!東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA
今回東急ハーヴェストクラブに初めて宿泊しましたが、ペットOKだったり子連れにも優しくファミリー向けのサービスがとても充実していたのでご紹介します。
ホテルに到着すると、天井が高く開放感ある広いロビーでチェックイン手続きを行います。
先述のように、こちらのロビーやレストラン、温泉施設などはVIALA棟やペット棟の宿泊者を含め全て共有の場所になります。
ロビーに面するラウンジから外を眺めると、中庭が広がり目の前には浅間山が見えます。
せっかくなので中庭をお散歩してみました。
少し歩くと辿り着いた露天風呂付きのコテージ。
現在近隣工事中でお値打ち価格 で宿泊できるそうですよ。(少し騒音があったりするのかな…??)
ホテル内に戻って、こちらはお土産などが売っているショップ。
荷物の宅配手続きなどもフロントではなく、こちらのショップで行いました。
こちらはVIALAのオーナーが利用できるラウンジです。
VIALAのオーナーは、専用ラウンジが利用できるほか、チェックイン手続きなどを行うフロントも専用カウンターがありました。
ホテルの敷地がとても広いので、所々にゆったりと景色を眺めながら寛げるソファーが置かれているのが印象的でした。
敷地は広いですが、各棟には室内で移動できる通路があるので天気が悪い日でも大丈夫です◎
2階へ上がると廊下にイベント展示がされていました。
ライブラリエリアは、本が置かれていたりこちらもゆっくりくつろげる場所。
1階から吹き抜けになっているので、開放感もあります♪
スパ棟には、温泉・プール
客室からは少し距離がありますが、スパ棟には温泉大浴場とプールがあります。
スパ棟へは客室にある館内着の浴衣とスリッパを使用してOKということになっていました。
ちなみに、タオル類も客室から持ち込むスタイルです。
温泉施設であれば普通のことかもしれませんが、ホテルに行き慣れている私としては客室からタオルを持ち出したり、また持ち帰ったりするのは少し面倒でした。笑
私たちは利用しませんでしたが、こちらに家族風呂やランドリーもあるのでお子様連れの方にとっては有難いサービスですね。
エステサロンとリラクゼーションマッサージもあり当日の都合で利用しようと思っていましたが、当日予約はできませんでした(やはり事前にスケジュールをたてておかなくては…!!)
こちらは湯上りラウンジ。
目の前には浅間山が広がり、景色も素晴らしいです。
ここには新聞がありましたが、その他雑誌やドリンク類は一切無かったのは少し残念。
(近くにドリンクやアイスの自動販売機はありました。売り切れ商品多めなのも残念でした。)
ここからは念のためお写真を控えさせて頂きますが、脱衣所は大浴場利用者とプール利用者共通でした。
広くて頻繁にお掃除も入られていたので清潔感がありました。
一通りのスキンケア用品(POLA) やお水(常温・冷水)、マッサージチェアもありました。
プールに入った後、すぐお風呂で身体を洗い流せるので、動線的にも利用しやすいなと思いました。
また、脱衣所にはベビーベッド・大浴場にはベビーバスの用意もありました。
ちなみに、プールはオムツがとれた後のお子様から利用OKとのことです(ということで、我が家は利用できず…)
お風呂は、サウナ・水風呂・内風呂・露天風呂(2種類の温度)がありました。
こちらのお風呂は1日ごとに男女入れ替え制で、片方のお風呂にだけ眺望風呂があります。(見落としやすいので注意!)
露天風呂からも浅間山は見えるのですが、眺望風呂からはより綺麗に見えました。
景色も楽しめるお風呂なので明るい時間に入ることをオススメします!
- ベビーバス、ベビーベッドなどの用意があるため子連れでも利用しやすい。家族風呂もあり。
- エステ、リラクゼーションマッサージは事前予約がオススメ
- 温泉は明るい時間帯がオススメ!景色を楽しんで♡
子連れに有難いサービス
先ほどのスパ棟も子連れ向けサービスが充実していましたが、他にも子連れに有難いポイントがいくつかあったのでご紹介します。
まずは、キッズルーム
小さなスペースで滑り台が置いてあるだけではありますが、小さいお子様でも動き回れるようにクッションマットが敷かれているエリアがあります。
ちなみに、この横は小さなゲームセンターのようになっています。
そして、先ほどもご紹介したライブラリエリア
子供向けの絵本が数冊あり、お部屋への持ち込みもOKとのことでした。
客室フロア
製氷機と一緒に電子レンジがあり、離乳食の温めなどにも使えて便利でした。
その他、レストランでのサービスについては別記事にまとめますが、ベビー食器・ベビーチェアの用意があり、ファミリーで訪れやすいホテルだと思いました。
和洋室デラックスの客室
今回は子連れ旅だったので、靴を脱いで上がれる和洋室の客室を選びました。
他には洋室のみのタイプや、スイートルーム、ペット対応タイプのお部屋がありました。
お部屋の構造は、メインのお部屋が和室、洋室にはベッドが2台ありました。
和室はガラス越しにお風呂が見える間取りです。(もちろんブラインドで隠せます)
テーブルの上には、お茶菓子のりんごクッキー
テレビの下にはDVDプレイヤーもありました。
テレビボードの引き出しには、バスローブ
そして館内着の浴衣が入っています。(男女兼用で大きいサイズが必要な場合は、別途お借りできます)
ちなみに、パジャマのような上下セパレートタイプの部屋着の用意はないそうなので、必要な方は持参した方が良さそうです。
ちなみに和室で寝る場合は、自分でテーブルや椅子を移動させて押し入れにあるお布団を敷く必要があります。
ホテルの方が敷いてくれるわけではないのでひと手間ではありますが、連泊の場合は翌日清掃の際にお布団の片づけはしてもらえました。(もう一度敷く作業は必要ですが…)
VIALAの特徴である広いバルコニーもありましたが、浅間山が見えるお部屋ではなかったので特に景色が良いというわけではありませんでした。笑
あと、西日がかなり強かったので午後はずっと遮光カーテンをしたまま過ごしました><
洋室のベッドールームには2台のベッドとデスクスペースがあります。
和室とは仕切り扉があるので子供が寝た後もこちらの部屋で過ごすことができて快適でした♪
洋室には空気清浄機がありましたが、加湿機能のないものでした。(空調を使うと部屋の乾燥が少し気になりました…)
BOSEのCDプレイヤー?もあり♪
廊下には上着や荷物を収納できるクローゼット
お手洗い
ミニバーには小さなシンクがあり、子連れにはミルクを作る際などに便利でした。
ホテルにしてはかなり大きめの冷蔵庫とティファールのケトルもフル活用しました//
ティーカップ、湯飲み、グラスなどかなり多めに入っています。
洗面所は1シンクですが、かなり広めの造り♪
タオルもかなり多めに用意して頂けたので、子供をお風呂に入れる際や温泉に何度か入りたい時も節約せずふんだんに使えてよかったです◎
歯ブラシ、ヘアブラシ、シャワーキャップなどアメニティ各種
お部屋には普通のドライヤーのみだったので、くるくるドライヤーとアイロン(ストレートタイプ)は別途お願いして用意して頂きました。(カールタイプのアイロンは無いとのこと)
窓のあるお風呂もこのお部屋の魅力。
子供と一緒だったので、VIALAの特徴でもあるバイブラバスを使う余裕はなかったのが残念~><
ちなみにお風呂にテレビはありそうで無かったです~笑
洗い場もとてもゆったりしているし、子連れ目線だと風呂桶があって有難かったです。
ヘアケア用品やボディーソープは大浴場と同じくPOLAのものでした。
和室かつ広さも60㎡近くあるという点で、子連れには過ごしやすかったです。
ただし、子連れ目線では一般的に用意して頂けるようなオムツ用ごみ箱やベビー用アメニティなどの用意はなかったのでその点のみ残念でした。
また、今回和室に決めた最大の理由としてはベビーベッドのレンタルが有料でした(たしか1泊2,000円くらい)
ファミリーでも訪れやすいホテルではありましたが、客室に関しては赤ちゃん向けサービスが十分というわけではないので、ある程度の事前準備は必須です!
東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA 施設&客室編 まとめ
ファミリーでカジュアルに利用できる♪温泉付きホテル
✔ ラグジュアリーというよりはカジュアル
会員制リゾートというと、どうしてもリゾートトラストのベイコートやエクシブと比較してしまうのですが、結論から言うと圧倒的に高級感・ラグジュアリー感でいえばリゾートトラストです。
逆にハーヴェストクラブの方がカジュアルな分、子連れで訪れやすい雰囲気はあり客層もやや若年層であったりファミリーが多かったように思います。
また、会員であれば劇的に安くて年間を通して価格変動が無いのも魅力だと思いました。
温泉もホテルらしく清潔で良かったです♪
✔ 子連れにもオススメだが、事前準備は必要!
広い中庭で遊んだり、キッズスペースやライブラリースペースの絵本など子供が遊べそうな場所がホテル内にたくさんあります。
また、軽井沢駅や旧軽井沢の方へも車で数分圏内という立地も便利なホテルです。
レストランも終日子連れ利用が可能ですが、テイクアウト用のお料理もあったので気軽にお部屋で頂くことも◎
子連れには有難い貸切風呂やランドリー、大浴場にはベビーベッド・ベビーバス完備だった点もよかったですが、客室に関しては子連れ向けサービスがほぼ無かったのでアメニティやオムツを処理する袋などの事前準備は必要だと思いました。
次の記事では、ホテルのレストラン について綴ります♪