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【ナベノイズム】ミシュラン2ツ星♪ランチ 浅草×フレンチの融合は唯一無二!

2023年8月 Nabeno-Ism(ナベノイズム)のランチレポートです♪

目次

浅草駒形のミシュランフレンチ

ナベノイズムは浅草にあるミシュラン2つ星フレンチレストラン

しかも、4年連続(2022年時点)とはすごいですね///

シェフは2016年にナベノイズムをオープンされるまで、ジョエル・ロブションでエグゼクティブシェフを務められた物凄い経歴の持ち主!!

高級フレンチというと、六本木や麻布十番、広尾など港区付近に多いイメージですが、浅草という珍しい立地も特徴のひとつ。

これはお店でお料理を味わってみるとよくわかるのですが、伝統的なフランス料理と浅草駒形の名物・食材を融合させた唯一無二のお料理がこの浅草という立地の意味を強く感じさせてくれます。

実は、私は4年ぶり2回目の訪問♪

個人的にはホテル以外のレストランをリピートするのは珍しく、「また食べてみたい、ナベノイズムさんでしか食べられない味」という記憶が鮮明だったということでしょう…!!!

アクセス 浅草駅すぐの一軒家レストラン

ナベノイズムは、浅草駅から徒歩数分の場所にあります。

大通りから一本入った場所にひっそりとあり見落としてしまいそうですが、シェフの姓でありお店のロゴでもある渡辺紋が目印です。


1階はキッチンで、お席は2・3階になります。

今回は2階のソファー席にご案内して頂きました。


他にもお客様がいらっしゃいましたが、テーブル間の距離もありカーテンで仕切られているためある程度のプライベート感はあります。


この日は生憎のお天気でしたが、テラス席もあり東京スカイツリーを眺めることができます。

隅田川花火大会当日には、特別プランなんかもあるようでとても贅沢ですね♡

ランチコースKoma-Gata

ランチコースは、15,000yen又は25,000yenの2種類あります。

25,000yenのコースは通常ディナーで提供しているものを、ランチでも頂けるようになったとのことです。

※2023年11月から15,000yen→16,000yen、25,000yen→28,000yenに価格改定されるそうです(公式HPより)

今回頂いたのはこちら。

ランチコース「Koma-Gata」15,000yen(+サービス料10%)

テーブルコーディネートはオレンジ色をテーマカラーに、お店のロゴが色々なところに使われているのが印象的。

お席に置かれたお品書きの説明がとても詳しくて、ここにもシェフのこだわりを感じました。

(素人には少し難しいけどね><)


まずは、乾杯のノンアルドリンク(1,200yen/1グラス)

こういうお店はドリンクメニューが提示されず口頭でオーダーすることがほとんどで、お水も含めお値段がわからずお会計までドキドキしてしまうことが多いです(笑)

ちなみに、お水は1瓶シェアして1,400yenでした。


アミューズ

(ガスパチョ、最中のミニタルト、グジェール、大心堂雷おこしとのコラボスナック、2種のピンチョス)

見た目も美しく、一品一品こだわりをもって作られたなんとも豪華なアミューズ///


ミントのエキューム(泡)がのったとてもすっきりとした風味のガスパチョは、中にタピオカが入っていて食感も楽しめました。


大心堂の雷おこし、種亀の最中を使ったコラボスナックは、浅草の老舗店とフレンチを融合させたナベノイズムらしさ全開のアミューズ///

最中のタルトにはハラペーニョを潜ませているとのことでフレンチには珍しくピリ辛!!


最中のサクサク食感、雷おこし独特の歯ごたえと食感も楽しめるアミューズ2品でした。


グジェールは、フランスではワインのお供としてよく登場するチーズを混ぜたシュー生地のおつまみ。

シュー生地そのものにも塩味があり、挟まれた生ハムの塩味も相まってまさにワインのおつまみ!という感じの味わいでした。


そばがき

ナベノイズムさんといえば!の有名なスペシャリテ。

4年前に訪れた際から唯一変わらない一品でした。

炊き上げたそば粉をバターで乳化させ、利尻昆布のジュレ・塩雲丹・山葵と合わせたナベノイズムさんらしいフレンチと和を融合させたお料理。

スプーンに乗っているのは、味の変化を楽しめるウォッカクリーム。

そばがきの独特なテクスチャーと素材それぞれの香りが楽しめる、とても贅沢な味わいの一品でした。


パンは、バケットとカンパーニュ。

バターのカットが大きくてとても贅沢…!!!


鮎の米粉焼き

コースの中で最も感動したと言っても過言ではないお魚料理。


鮎って美味しいけれど小骨が多くて食べづらいことが多いのですが、小骨1本無く食べやすくカットされています。

ちなみに、鮎の内臓部分もパテにして余すことなくお料理に使われていることも素晴らしいです///

焼き立てでパリッとした食感に、身は驚くほどふんわり♡

皮目のみに米粉をつけて香ばしく焼き上げ、身側はふんわりと仕上がるよう間接的に加熱しているのだそう。

まさにプロの技ですね!!!

付け合わせのお野菜も驚くほど瑞々しくてとても美味しかったです。


ここで追加のパンがきました!!

タイミングを分けてパンを提供して下さると温かい状態で頂けるので有難いです◎

お料理のボリューム的にパンの食べ過ぎには注意ですが…笑


ジュドクリュスタッセ

夏らしくスパイスをテーマにした、モロッコ料理の「ザルーク」をナベノイズム流にアレンジされたという一品。


添えられた天使の海老、さらに揚げ茄子の中にも海老が挟み込まれていて、海老好きにはたまりません♡

クスクスやスパイスの風味、ほんのりパクチーのような風味もありオリエンタルなお味付けでした。


半熟卵と一緒に頂くことで、全体的にまろやかな風味に変わり様々な楽しみ方のできる一皿でした。


仔羊の真空調理

仔羊を64℃の湯煎で30分真空調理したという、プロらしい火入れが素晴らしいお肉料理。

一流レストランであれば当たり前ですが、温かいお肉料理なのでお皿もしっかり温められていてさすがです◎


実は、私は仔羊が苦手なので仔牛に変更して頂きました。

(メニューはお任せなので、予約時に苦手な食べ物がある場合はお伝えしておくことをオススメします…!!!)


ソースには京都の大徳寺納豆とタプナードを使い、ここでも日本とフランスの伝統調味料の融合するオリジナリティを感じます。

私は頂いた瞬間、回鍋肉でよく使われるトウチのような風味に感じたのですが、正体は大徳寺納豆だったようです。笑

付け合わせはお野菜を重ねて、南仏風のピザのように仕上げられています。

ローズマリーの香りもしっかり効いていてフレンチらしいお肉料理でした。


お肉料理と一緒にサラダも。

お肉のお皿に付け合わせとして一緒に盛られていないのは、やはりお皿の温度が違うからなのかな…??


デザートの前に、誕生日のお祝いで素敵なプレートを用意して頂きました。


なんとこのバラは飴細工!!!


後で箱に入れてお持ち帰りさせてもらいましたが、食べて良いものなのか…どうしようかな(笑)


ファーストデザートは、ブラマンジェ

球体にカットされた赤肉メロンとエディブルフラワーのあしらいが可愛いデザート。


中には赤肉メロンをそのまま使用したという贅沢なソルベも♡

メロンが美味しかったのはもちろん、フランボワーズが凍らせてあるのもポイントで口の中に入れるとひんやりとしてさっぱり美味しいデザートでした。


セカンドデザートは、ファーブルトン

さっぱりお口直し系のファーストデザートからの、セカンドデザートはフレンチらしい焼き菓子系のデザート。


ブルターニュ地方の伝統菓子ファーブルトンを、甘みと酸味の効いたアメリカンチェリーのソースと一緒に♡

クリームがアイスのようにひんやり冷たくて、とても美味しい///

ゲランドの塩を使用した焦がしバターの塩味が効いているので、ファーブルトンの甘みが引き立ちます。


食後は、紅茶を頂きました。

一緒に頂いた小菓子も駒形をイメージしたもの。

(抹茶チーズケーキ、チョコレート黒ごまマカロン、かりんとう、黒糖ときなこのカヌレ)

個人的には、黒糖ときなこのカヌレがとても好みでした。


あと印象的だったのが、シェフのお名前でありお店のロゴでもある「渡辺」の紋の入ったマカロン。

黒ゴマのマカロンは、ゴマの風味がしっかり効いていて後からピリッと辛くて予想外のお味!

なんと、七味を効かせているそうです!!!


王道フレンチとは違った、ナベノイズムさんならではのオリジナリティあるお料理。
決して安いお値段ではないですが、これだけのボリューム・食材の質・美味しさであれば納得のお値段。
改めてお料理の説明を拝見すると、一皿ごとに想いや意味が込められていてシェフの情熱も感じます。
一軒家レストランなのでホテルのレストランに比べると開放感やラグジュアリー感には欠けますが、私がホテル以外のレストランをリピートすることは珍しい中で、また何かお祝いなどの機会に訪れたいと感じるレストランです。


なんと、ナベノイズムさんのランチ・ディナーがふるさと納税の返礼品としても頂けるそうです◎

受付期間中でないと申し込めないですが、寄付額に余裕のある方はこちらも是非!!!


ナベノイズム ランチ まとめ

品数豊富!ここでしかここでしか味わえない創造性豊かなフレンチ///

✔ 和×仏の融合がとにかくすごい!

フランス料理レストランでありながら、日本、中でも浅草駒形の食材を大切にされているシェフの想いが伝わるお料理でした。

素人からすると思わぬお料理の組み合わせだったりしますが、きちんとお味の計算がされていて美味しくまとまっているのがさすがプロのお料理です。

また、ロブション出身のシェフというだけありフレンチ王道の調理法やそれを応用した技法まで駆使されており、メイン料理はもちろんのことアミューズや付け合わせに至るまで全て一流レストランでしか味わえないお味でした。

まさに、唯一無二でフレンチ好きなら絶対に一度は訪れておくべきレストランです。

✔ 品数・ボリューム共に満足!!!

ダブルメインに、ダブルデザート、その他アミューズやスペシャリテなどを含めかなりの品数です。

一皿ずつもボリュームが全く少ないわけではないので、かなりお腹を空かせて行くことが必須です!!

とはいえ、普段それほど食欲旺盛な方ではない私も美味しくて完食してしまいました。笑


総合オススメ度  ★★★★☆
ラグジュアリー度 ★★★☆☆
味        ★★★★★
コスパ      ★★★★☆
子連れ      中学生以上のみ可


Nabeno-Ism(ナベノイズム)
住所:東京都台東区駒形2-1-17

電話番号:03-5246-4056

営業時間:月曜定休、ランチ12:00~15:00、ディナー18:00~22:00

https://www.nabeno-ism.tokyo/



Youtubeはこちら


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この記事を書いた人

ホテル好きな主婦が運営。1児の母。
ホテルの宿泊記、レストラン・アフタヌーンティーレポを綴っています。最近は子連れスポットが多め。

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